方言
昨日きょうと、気温は低めですが、風穏やかに過ごしやすいお天気です。
空は青空、みどりの風というのでしょうか。野山の緑も色濃くなって初夏を思わせます。
テレビラジオの普及でこの頃は、方言をあまり聞かれなくなりましたね。小樽は地域によって
特に浜に近い所では、訛りある話し言葉がありましたが、この頃は高齢者でも話し言葉で
聞きません。
前回のブログに載せた「おらえのばば」なんていう方、若い時に東北から小樽へ働きに来て
そのまま、小樽良いとことばかりに住み着いて今年94歳かな?「ばば、ばば」っておっしゃるから、
初めは「おばあさん」かと思っておりました。ちょっとお年上の連れ合いだったので驚きました。
その話をしましたら、夫が「あの人がもう90歳過ぎているのに、親がいるわけないべよ」と笑われたことがあります。
家の車庫で仕事をする夫と話が合い、また、向かいの美容室の奥方とも、良くおしゃべりしていたものです。
「おじいちゃんが話すと、孫達言葉の真似するから」と息子さんのお嫁さんに言われて、
「家でものしゃべね。ここへ来れば、旦那さんも、かなり訛ってるなぁ、はははは」と
いつもご機嫌でした。
夫も社会人として働いていたときは、公用語として無理にでも標準語でしたけれど、
退職してからの30年は、すっかり故郷の言葉に戻って話しておりました。
かなりの訛りあり時折解説付きでなければ通じない。
そういえば、小学校の時、学校で返事以外聞いたことの無い実家の父の従妹、
「青森から小樽へ来た子供のころ、話し言葉が全く判らず、勿論、話すことも理解されず・・・
「学校時代、しゃべったことなかった」そうで「今だったら「おっち」の学校だったべね」と。
失礼があったらお許し下さい。
確かに幼い孫達は、すぐに真似してみますものね。
「うめが!」「うめ!」これは、孫が話す言葉「美味しいかい」「美味しい」と言うのが
この様な状態でしたよ。もう、25歳と22歳ですと、訛りなど使わず結構に都会言葉です。
方言もすたれてしまうでしょうね。
小樽の美味しいお干菓子。映像はお借りしています。
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