吹雪
日中でも-6度。朝方は-9度・・・さすがに寒い一日でした。
朝の除雪もあり、凍てつく寒さの中、ご近所の方が寄せて下さった雪を除雪機に放り込んで
2時間はかかったかなぁ。体を動かすとぽかぽかと暖かくなってきて、かじかんだ手も
いつの間にか暖かくなっていました。
午後、買い物に出かけたけれど、帰り道、久しぶりに吹雪に遭いました。
吹雪は小さい時分から経験済みだけれど、今は町の中、家並の中を歩くのですから
目だけ出して肩をすぼめて・・・。ふと昔、家へ向かう山道を思い出していました。
吹雪いて、すっかり消されてしまった道。遥かにぼんやりと見える電柱が頼り。
そこまで着くと、又、次の電柱が吹雪の中に見える。
小学校1・2年生ころですから6~7歳位。母の編んでくれたボッコ手袋・・・戦時中のこと、
長靴など履いていたのだろうか・・・。と、懐かしくもあり物寂しくもあり・・・。
同じような坂道を上りながら思い出していました。
亡くなった叔父は1週間も待っての葬儀とのこと。大都会に暮らしていると、
聞いてはいるものの、こちらでは考えられないことがありますねぇ。
いまごろ、何所をさまよっているのだろうか・・・。いつもは思ってもみないことを
吹雪で腰をかがめて歩きながら叔父の事を思い出していました。
雪に埋もれて・・・
雪の芸術。吹き付けられたような雪の花。
これは昨年の「小樽雪あかりの路」。今年は明日3日から始まる。
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