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2009年10月28日 (水)

喪中のはがき

 年賀状の事前申し込みの連絡をもらって、今年は少し少ない
枚数を申し込みました。夫の姉妹の連れ合いが3月4月と亡くなり、
親戚へは賀状を失礼しようと思います。年賀状について、毎年
何かと言われますが、私は、元旦に頂戴するのを事の他、待って
楽しみにしているものですから、友達には出そうと思っております。

毎年、もう50何年か・・・欠かさずに立派な毛筆で賀状を下さった、
友達が亡くなり、弟様から喪中のはがきをいただきました。
学生時代に11歳も飛びぬけて年上の彼女が同級生におり、
同じ土地から汽車で通学した友達、彼女は30歳くらいだったかなぁ。

彼女は85歳まで独身。病院勤務の後、帯広市の近く、音更町の
短大で教師をしておりました。多くは語らず・・・ある時、女同士の
飲み会で結婚の話が出たときに、戦時中に知り合った男性の
ことを忘れられず・・・又、相手の男性も「私のことはきっと忘れずに
何処かで思ってくれてるはず・・・」と。しんみり・・・
なかなかのロマンチスト。勉強家でしたし、若かった同級生にとっては
いろいろな意味で頼りになる方でした。読書の楽しみ、クラシック音楽、
また映画や釣りの話お酒のこと、仕事の話や相談とお世話になりました。

結婚して家庭の人であっても、社会で一生働くのも、重みは同じと、
何かの折に、とても、励まされたことがあります。

昨年から体調が思わしくなく、時々心臓が苦しくなると、賀状に書いて
来ましたから、今年こそは帯広まで行ってお見舞いを・・・と、この頃は
特に気にかかっていたのですが、連絡もせずに喪中のはがきを
受け取ってしまいました。悔やまれます。本当に残念です。

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